株式投資を始めたいけれど、何から手をつければいいのか分からない方は多いのではないでしょうか。「少しでも資産を増やしたい」「副業として株式投資に挑戦してみたい」と考えている方に向けて、株式投資を始めるために必要なものと具体的な手順を解説します。
この記事では、株式投資を始めるために必要な基本的な要素から、口座開設の方法、最低限必要な資金額、株式投資の基本的な仕組みまで、初心者の方が知っておくべき情報をすべて網羅しています。これから株式投資を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
株式投資を始めるために必要な3つの基本要素
株式投資を始めるためには、いくつかの準備が必要です。まずは基本的な3つの要素について見ていきましょう。
お金(投資資金)
株式投資を始めるためには、当然ながら投資するためのお金が必要です。かつては「株は100万円からでないと始められない」と言われていた時代もありましたが、現在では少額から始めることも可能になっています。
最低でも5万円程度あれば株式投資を始めることができます。もちろん、投資できる金額が多ければ選択肢も広がりますが、まずは少額から始めて経験を積むことも大切です。
投資資金は、生活に支障のない余裕資金から捻出することが基本です。株式投資にはリスクが伴いますので、生活費や緊急時のための資金を投資に回すことは避けましょう。
銀行口座
株式投資を始めるためには、銀行口座が必要です。証券口座に投資資金を入金する際に使用するためです。すでに銀行口座をお持ちの方がほとんどだと思いますが、まだお持ちでない方は先に銀行口座を開設しましょう。
特に、ネットバンキングのサービスに対応している銀行口座があると便利です。証券口座への入金や出金がスムーズに行えるからです。多くのネット証券では、ネットバンキングを利用することで即時入金が可能となり、すぐに取引を始めることができます。
証券口座
株式投資を行うためには、証券会社で口座を開設する必要があります。証券口座は株式を売買するための専用口座で、この口座を通じて株式の注文を出します。
証券口座を開設する際には、本人確認書類やマイナンバーカードなどが必要となります。最近では、オンラインで簡単に口座開設ができる証券会社が増えており、書類の提出もスマートフォンで撮影した画像をアップロードするだけで済むケースが多いです。
証券口座の開設自体は無料で、口座維持費もかからないことがほとんどです。複数の証券会社で口座を開設することも可能ですので、それぞれの特徴を比較して自分に合った証券会社を選びましょう。
株式投資の始め方4ステップ
株式投資の始め方は意外と簡単です。以下の4つのステップで準備を進めていきましょう。
ステップ1:証券会社で口座を開設する
株式投資を始めるための第一歩は、証券会社で口座を開設することです。証券会社は数多くありますが、初心者の方にはSBI証券や楽天証券などのネット証券がおすすめです。
ネット証券は実店舗を持たない分、手数料が安く設定されていることが多いです。また、スマートフォンやパソコンからいつでも取引ができるため、忙しい方でも自分のペースで投資を始めることができます。
口座開設の手続きは、各証券会社のウェブサイトから行うことができます。必要な情報を入力し、本人確認書類やマイナンバーカードの画像をアップロードするだけで、最短で翌営業日には口座が開設されることもあります。
証券会社を選ぶ際のポイントとしては、取引手数料の安さ、取扱銘柄の豊富さ、取引ツールの使いやすさ、情報提供サービスの充実度などが挙げられます。自分の投資スタイルに合った証券会社を選ぶことが大切です。
ステップ2:投資資金を入金する
証券口座が開設できたら、次は投資資金を入金します。入金方法は証券会社によって異なりますが、一般的には以下の方法があります。
- 銀行振込:自分の銀行口座から証券口座に振り込む方法です。
- ネットバンキング:ネットバンキングを利用して即時入金する方法です。
- ATM入金:一部の証券会社では、提携ATMからの入金も可能です。
特にネットバンキングを利用した即時入金は、入金後すぐに取引ができるため便利です。入金手数料がかかる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
入金する金額は、最初は少額から始めることをおすすめします。株式投資に慣れてきたら、徐々に投資金額を増やしていくとよいでしょう。
ステップ3:銘柄を選ぶ
投資資金の入金が完了したら、いよいよ投資する銘柄(企業)を選びます。銘柄選びは株式投資の醍醐味であり、最も重要なステップの一つです。
初心者の方は、まず自分が知っている企業や普段使っている製品・サービスを提供している企業から選ぶと理解しやすいでしょう。例えば、毎日使っているスマートフォンのメーカーや、よく利用するコンビニエンスストアの運営会社などです。
また、証券会社が提供している銘柄情報や分析ツールを活用することも有効です。多くの証券会社では、銘柄の基本情報や業績推移、アナリストのレポートなどを閲覧することができます。
銘柄を選ぶ際のポイントとしては、企業の業績や成長性、配当金の有無、株価の割安感などが挙げられます。初心者の方は、安定した業績を持つ大企業や、高配当の銘柄から始めるとよいでしょう。
ステップ4:注文を入れる
銘柄が決まったら、いよいよ注文を入れます。株式の注文方法には主に「指値注文」と「成行注文」の2種類があります。
指値注文は、自分が希望する価格を指定して注文する方法です。例えば、現在の株価が1,000円の銘柄に対して、「980円で買いたい」と指定することができます。指定した価格になるまで注文は約定(成立)しませんが、希望の価格で取引ができるというメリットがあります。
一方、成行注文は価格を指定せずに「今の価格で買いたい(売りたい)」と注文する方法です。すぐに約定する可能性が高いですが、市場の状況によっては予想外の価格で約定してしまうこともあります。
初心者の方は、価格変動のリスクを抑えるために指値注文を利用することをおすすめします。ただし、人気の高い銘柄や値動きの激しい銘柄の場合は、指値注文だと約定しないこともありますので、状況に応じて使い分けることが大切です。
注文が約定すると、証券口座に保有銘柄として表示されます。これで株式投資のスタートです。あとは株価の動向を見守りながら、適切なタイミングで売却するか、長期保有するかを判断していきましょう。
証券口座の開設方法
証券口座の開設方法について、もう少し詳しく見ていきましょう。
必要な本人確認書類
証券口座を開設する際には、本人確認書類が必要です。一般的に必要となる書類は以下の通りです。
- 本人確認書類:運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、健康保険証など
- マイナンバー確認書類:マイナンバーカード、通知カードと住民票の写しなど
- 銀行口座情報:入出金に使用する銀行口座の情報
これらの書類をスマートフォンやデジタルカメラで撮影し、証券会社のウェブサイトからアップロードします。書類の画像は鮮明で四隅がしっかり写っているものを用意しましょう。
オンラインでの申込手順
オンラインでの証券口座開設の手順は、おおむね以下の通りです。
- 証券会社のウェブサイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリック
- メールアドレスを登録し、認証コードを受け取る
- 個人情報(氏名、住所、生年月日など)を入力
- 取引に関する設定(特定口座の開設、NISA口座の開設など)を行う
- 本人確認書類とマイナンバー確認書類をアップロード
- 申込内容を確認して送信
申込みが完了すると、証券会社から審査結果の連絡が来ます。問題がなければ、ログインIDやパスワードが記載された書類が郵送されてきます。最近では、オンラインで完結する「ネット完結型」の口座開設も増えており、郵送物を受け取らなくても口座開設ができる証券会社もあります。
口座開設にかかる期間
証券口座の開設にかかる期間は、証券会社や申込み方法によって異なります。オンラインでの申込みの場合、最短で翌営業日に口座開設が完了することもありますが、一般的には3日〜1週間程度かかると考えておくとよいでしょう。
書類に不備があると開設までに時間がかかることがありますので、入力内容や提出書類に間違いがないか、しっかり確認することが大切です。また、繁忙期(年度末や新NISA制度開始時など)は審査に時間がかかることがありますので、余裕を持って申し込むことをおすすめします。
株式投資に必要な資金はいくらから?
株式投資を始めるにあたって、多くの方が気になるのが「いくらあれば始められるのか」という点です。必要な資金について詳しく見ていきましょう。
最低投資金額の目安
株式投資の最低投資金額は、株価と購入する株数によって変わります。日本の株式市場では、従来は1単元(100株)単位での取引が基本でした。例えば、1株500円の銘柄を購入する場合、100株で5万円(手数料別)が必要となります。
株価が高い銘柄だと、1単元でも数十万円から数百万円の資金が必要になることもあります。例えば、1株5,000円の銘柄であれば、100株で50万円(手数料別)が必要です。
ただし、最近では少額から投資できる仕組みも増えてきています。例えば、単元未満株(1株から99株)の取引ができるサービスや、投資信託を通じて間接的に株式に投資する方法などがあります。
1株単位で取引できる証券会社
近年、1株単位で株式を購入できる「単元未満株取引」のサービスを提供する証券会社が増えています。SBI証券や楽天証券、マネックス証券などが代表的です。
単元未満株取引を利用すれば、例えば1株5,000円の銘柄でも、1株だけ購入すれば5,000円(手数料別)から投資を始めることができます。配当金や株主優待を受け取ることもできますが、議決権がないなどの制限もありますので、事前に確認しておきましょう。
また、単元未満株取引では、通常の取引よりも手数料が高くなる場合があります。少額で分散投資をする場合は、手数料の影響も考慮して投資計画を立てることが大切です。
少額から始める方法
株式投資を少額から始める方法としては、以下のようなものがあります。
- 単元未満株取引:1株から購入できるサービスを利用する
- 投資信託:複数の銘柄に分散投資できる商品で、数千円から始められる
- ETF(上場投資信託):株式と同じように取引できる投資信託で、1単位から購入可能
- NISA(少額投資非課税制度):年間の非課税投資枠内で投資を行う
特にNISAは、投資で得た利益(配当金や売却益)が非課税になる制度で、少額から始める投資家にとって大きなメリットがあります。2024年からは「新NISA」が始まり、非課税投資枠が拡大されましたので、積極的に活用することをおすすめします。
また、定期的に一定額を投資する「積立投資」も、少額から始める方法として人気があります。毎月決まった金額を投資することで、時間分散効果が期待できるほか、無理なく投資習慣を身につけることができます。
株式投資の基本的な仕組み
株式投資の仕組みを理解することは、投資を始める上で非常に重要です。基本的な仕組みについて見ていきましょう。
株式とは何か
株式とは、企業が事業資金を調達するために発行する有価証券です。株式を購入すると、その企業の「株主」となり、企業の所有権の一部を持つことになります。
株主になると、主に以下のような権利を得ることができます。
- 配当を受け取る権利:企業が利益の一部を株主に還元する際に受け取れる
- 株主総会での議決権:企業の重要事項に対して意見を述べる権利
- 株主優待を受ける権利:一部の企業が株主に対して自社製品やサービスを提供する制度
株式は証券取引所で売買されており、日本では東京証券取引所(東証)が最大の市場です。東証には「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の3つの市場区分があり、企業の規模や成長性などによって分類されています。
株価が決まる仕組み
株価は、市場での需要と供給のバランスによって決まります。つまり、「買いたい人」と「売りたい人」の駆け引きによって株価が形成されるのです。
例えば、ある企業の業績が好調で将来性が期待できると判断する投資家が増えれば、その企業の株式を買いたい人が増え、株価は上昇する傾向にあります。逆に、業績不振や不祥事などのネガティブな材料が出ると、株式を売りたい人が増え、株価は下落する傾向にあります。
株価に影響を与える要因としては、以下のようなものがあります。
- 企業の業績や成長性
- 配当金の多寡
- 経済情勢や政治情勢
- 為替レートの変動
- 業界全体の動向
- 投資家心理
これらの要因が複雑に絡み合って、日々の株価が形成されています。
利益が出る3つの方法
株式投資で利益を得る方法は、主に以下の3つがあります。
- 売却益(キャピタルゲイン):株価が上昇した時に売却して得る利益
- 配当金(インカムゲイン):企業が株主に対して支払う利益の分配金
- 株主優待:一定数以上の株式を保有している株主に対して、企業が自社製品やサービスを提供する制度
株式投資では、これら3つの方法を組み合わせて利益を得ることができます。例えば、配当金をもらいながら株主優待も受け取り、株価が上昇したタイミングで売却して売却益も得るという方法です。
初心者の方は、まずは安定した配当金が期待できる銘柄や、魅力的な株主優待がある銘柄から始めるとよいでしょう。株価の値動きを予測するのは難しいですが、配当金や株主優待は比較的安定しているため、投資の成果を実感しやすいからです。
株式投資で知っておきたい基本用語
株式投資を始める前に、最低限知っておきたい基本用語について解説します。
銘柄
銘柄とは、株式市場に上場している個々の企業のことを指します。例えば、「トヨタ自動車の株を買う」という場合、トヨタ自動車が銘柄となります。
日本の株式市場には約3,800社の企業が上場しており、それぞれが独自の特徴や業績を持っています。銘柄選びは株式投資の成功を左右する重要なポイントですので、企業の業績や将来性、配当政策などをしっかり調査することが大切です。
銘柄を選ぶ際のポイントとしては、以下のようなものがあります。
- 業績の安定性:過去数年間の業績が安定している企業は、将来も安定した配当が期待できます。
- 成長性:新しい事業や技術に積極的に投資している企業は、将来の成長が期待できます。
- 配当利回り:投資金額に対する配当金の割合(配当利回り)が高い企業は、インカムゲインを重視する投資家に人気があります。
- 株主優待:自社製品やサービスを株主に提供する企業は、株主優待目的の投資家に人気があります。
初心者の方は、まずは知名度の高い大企業や、身近な製品・サービスを提供している企業から選ぶとよいでしょう。
指値注文と成行注文
株式を購入する際の注文方法には、主に「指値注文」と「成行注文」の2種類があります。
指値注文は、購入したい価格(または売却したい価格)を指定して注文する方法です。例えば、現在1,000円の株を980円で買いたい場合、「980円で買い」という指値注文を出します。株価が980円以下になった場合にのみ注文が成立します。
一方、成行注文は価格を指定せずに「今の価格で買いたい(売りたい)」と注文する方法です。成行注文は、市場の状況によって約定価格が変動する可能性がありますが、すぐに取引が成立するというメリットがあります。
初心者の方は、価格変動のリスクを抑えるために指値注文を利用することをおすすめします。ただし、人気の高い銘柄や値動きの激しい銘柄の場合は、指値注文だと約定しないこともありますので、状況に応じて使い分けることが大切です。
現物取引と信用取引
株式の取引方法には、「現物取引」と「信用取引」の2種類があります。
現物取引は、自分が持っているお金の範囲内で株式を購入する方法です。例えば、10万円の資金があれば、10万円分の株式を購入することができます。現物取引では、購入した株式は自分の資産となり、好きなタイミングで売却することができます。
一方、信用取引は証券会社からお金や株式を借りて取引する方法です。例えば、10万円の資金があっても、証券会社から40万円を借りて合計50万円分の株式を購入することができます。これにより、少ない資金で大きな取引ができるというメリットがありますが、借りたお金には金利がかかり、相場が不利な方向に動いた場合は大きな損失を被るリスクもあります。
初心者の方は、まずは現物取引から始めることをおすすめします。現物取引であれば、投資した金額以上の損失を被ることはありませんので、リスク管理がしやすいからです。ある程度経験を積んでから、信用取引にチャレンジするとよいでしょう。
初心者におすすめの証券会社
株式投資を始めるにあたって、どの証券会社を選ぶかも重要なポイントです。初心者におすすめの証券会社について見ていきましょう。
ネット証券のメリット
近年、多くの投資家がネット証券を利用しています。ネット証券とは、インターネットを通じて株式の売買ができる証券会社のことです。ネット証券には以下のようなメリットがあります。
- 手数料が安い:実店舗を持たない分、取引手数料が安く設定されていることが多いです。
- いつでもどこでも取引できる:スマートフォンやパソコンからいつでも取引ができるため、忙しい方でも自分のペースで投資ができます。
- 情報が充実している:多くのネット証券では、株価情報やニュース、企業の財務情報などが無料で閲覧できます。
- 少額から始められる:単元未満株取引や投資信託の積立投資など、少額から始められるサービスが充実しています。
特に初心者の方は、手数料の安さと情報の充実度を重視して証券会社を選ぶとよいでしょう。
手数料の比較ポイント
証券会社を選ぶ際に重要なポイントの一つが、取引手数料です。取引手数料は証券会社によって異なり、取引金額や取引頻度によっても変わってきます。
一般的に、ネット証券の取引手数料は数百円から数千円程度ですが、キャンペーンなどで一定期間無料になることもあります。また、一定の取引回数を超えると手数料が割引になるプランや、一定金額まで定額制の手数料プランなど、様々なプランが用意されています。
自分の取引スタイルに合った手数料プランを選ぶことで、コストを抑えることができます。例えば、頻繁に取引する予定であれば定額制のプランが、少額で分散投資する予定であれば単元未満株の手数料が安いプランが適しているでしょう。
手数料以外にも、口座管理料や入出金手数料、情報料などがかかる場合もありますので、総合的なコストを比較することが大切です。
初心者向けサービスが充実している証券会社
初心者の方におすすめの証券会社としては、以下のような特徴を持つ証券会社が挙げられます。
- 取引ツールが使いやすい:直感的に操作できるシンプルな取引ツールを提供している証券会社は、初心者にとって使いやすいでしょう。
- 情報提供が充実している:企業の財務情報やアナリストのレポート、投資に関するコラムなどが充実している証券会社は、投資の勉強にも役立ちます。
- サポート体制が整っている:電話やチャットでのサポートが充実している証券会社は、分からないことがあったときに安心です。
- 少額から始められるサービスがある:単元未満株取引や投資信託の積立投資など、少額から始められるサービスがある証券会社は、初心者にとって敷居が低いでしょう。
具体的には、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などが初心者におすすめの証券会社として人気があります。これらの証券会社は、手数料の安さや情報の充実度、使いやすさなどで高い評価を得ています。
ただし、どの証券会社が自分に合っているかは、投資スタイルや重視するポイントによって異なります。複数の証券会社を比較検討して、自分に合った証券会社を選ぶことが大切です。
まとめ:株式投資を始める前に確認しておくこと
株式投資を始めるためには、証券口座の開設、投資資金の準備、基本的な知識の習得が必要です。この記事で解説した内容を参考に、自分のペースで準備を進めていきましょう。
株式投資にはリスクが伴いますが、正しい知識と適切な準備があれば、資産形成の有効な手段となります。まずは少額から始めて経験を積み、徐々に投資の幅を広げていくことをおすすめします。
最後に、投資は長期的な視点で行うことが大切です。短期的な値動きに一喜一憂せず、着実に資産を育てていく姿勢を持ちましょう。